ニュース-02

ロシア、マリウポリ制圧と宣言 プーチン氏は製鉄所の包囲指示

ウクライナへの侵攻を続けるロシアのショイグ国防相は21日、クレムリン(大統領府)でプーチン大統領と面会し、露軍が包囲するウクライナ南東部マリウポリについて、ウクライナの部隊が立てこもるアゾフスターリ製鉄所以外を制圧したと報告した。タス通信などが報じた。プーチン氏は製鉄所への突入は控えるよう指示。「ハエ一匹漏らさない」よう包囲を続けるよう命じた。

ショイグ氏はマリウポリ市内の状況がすでに「平穏」であると報告。市内には8100人以上のウクライナ側の部隊がいたが、すでに4000人以上を殺害し、1478人が投降、残る2000人以上が製鉄所に立てこもっているとした。ただ、製鉄所の周囲を「しっかりと封鎖している」と述べ、攻略まで「3、4日くらい必要」との認識を示した。

プーチン氏は露軍や親露派武装勢力による製鉄所内への突入は「無意味だ」として、「(製鉄所の)地下回廊に入り込む必要はない」と命じた。代わりに製鉄所の封鎖を続け、立てこもる戦闘員に改めて投降を呼びかけるよう指示し、「ロシア側は国際法を守り、(投降する戦闘員の)命を保証する」と述べた。